◎
市長(
永松悟君)
令和4年第2回
杵築市議会定例会に提出いたしました
追加議案について、
提案理由の
説明を申し上げます。 初めに、
議案第60
号令和4年度
杵築市
一般会計補正予算(第4号)について
説明を申し上げます。 今回の
補正は、
原油価格や物価の高騰で影響が出ている
生活者等への支援、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に基づく
事業が主なもので、
総務費、
民生費、
衛生費、
農林水産業費、
商工費、
教育費において4億2,147万5,000円を追加
補正し、
補正後の
予算の総額を179億8,672万1,000円といたしました。 主な
補正の概要を歳出から款を追って
説明を申し上げます。 まず、
総務費では、ロシアの侵略を受けたウクライナからの
避難民の
受入態勢を確保し、
生活支援を実施する経費267万4,000円、
新型コロナウイルス感染症の影響や物価の高騰が続く中、市民の生活や
市内事業者を支援するため、全市民に対して1人5,000円のお
買い物券を配付する経費1億7,055万4,000円を計上しました。
民生費では、
住民税非課税世帯等に対する1
世帯当たり10万円の
臨時特別給付金に係る経費9,803万9,000円を計上しました。
衛生費では、
新型コロナウイルスの
感染防止のための
外出自粛の状況の中、医療・
福祉専門職が戸別訪問することで、
健康状態の確認と運動、口腔、
栄養指導等の
フレイル対策を実施する経費295万7,000円を計上しました。
農林水産業費では、上の
池ため池の
法面補修工事930万円、
いちごパッケージセンターの設置に対する
補助金1,301万円を計上しました。
商工費では、落ち込んでいる
個人消費の回復や
地域活性化を図るため、総額3億9,000万円の
杵築消費喚起プレミアム商品券を10月から販売する経費9,800万円を計上しました。
教育費では、
新型コロナウイルスの
感染拡大防止を図るため、幼稚園の
感染症対策として、
保健衛生用品を購入する経費300万4,000円、
コロナ禍において
食材費が高騰する中、
給食費の値上げを抑制し、
保護者の
負担増を避け給食の質と量を確保するため、
食材費増加分を補助する経費738万6,000円を計上しました。 また、
学校給食配送車購入については、
新型コロナウイルス感染症の影響で、海外からの
半導体等の部品の供給が遅れ、年度内の納車が困難となることから
令和5年度へ繰り越して実施するため、
繰越明許費の設定を行いました。 以上、歳出について申し上げましたが、その財源は、国・
県支出金、
基金繰入金であります。 次に、
議案第61
号令和4年度
杵築市立山香病院事業会計補正予算(第2号)について
説明を申し上げます。
収益的支出では、安価での
PCR検査を実施するための
検査薬品、
材料費及び
防疫手当294万9,000円、
資本的支出では
薬品保冷庫及び
実験台の
購入費231万円を計上しました。 次に、
議案第62
号工事請負契約の
変更契約の締結については、R3
道メンテ道新工第2号市駅
錦江橋線道路改良工事において、旧
橋撤去に不測の日数を要し工期を延長する必要が生じたため、
杵築市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第60号から
議案第62号につきましては、
会議規則第38条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議案第60号から
議案第62号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
議案第60号から
議案第62号に対する
質疑を行います。御
質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
質疑なしと認めます。これにて
質疑を終結いたします。 これより各
議案に対する
討論、採決に入ります。
議案第60号から
議案第62号について御
意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君) なければ、
討論を終結し、採決いたします。
議案第60号から
議案第62号は
原案のとおり決することに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議案第60号から
議案第62号は
原案のとおり可決されました。 ここで、
議員提出議案及び閉会中の各
委員会の
継続審査を
日程に追加し、議題としたいと思います。これに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、これらを
日程に追加し、
追加日程第1、
追加日程第2として議題とすることに決しました。────────────────────
△
追加日程第1
議員提出議案第2号・
議員提出議案第3号 ────────────────────
○
議長(
藤本治郎君)
追加日程第1、
議員提出議案を議題といたします。 初めに、
議員提出議案第2
号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る
意見書を議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
提出者、
工藤壮一郎議員。(4番
工藤壮一郎君登壇)
◎4番(
工藤壮一郎君)
議員提出議案第2
号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る
意見書。 上記の
議案を、別紙のとおり
地方自治法第112条及び
杵築市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。
令和4年6月24日。
提出者、
杵築市議会議員工藤壮一郎。
賛同者、
真砂矩男、
小春稔、
堀典義、
泥谷修。
教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る
意見書。 21年3月31日、
改正義務標準法が成立し、
小学校の
学級編制標準が
学年進行により段階的に35人に引き下げられることになりました。しかし、萩生田前
文科大臣も、
改正義務標準法にかかわる
国会答弁の中で、30人
学級や中・高における少
人数学級の
必要性について言及したように、
小学校に留まらず、
中学校・
高等学校での35人
学級の
早期実施、さらにはきめ細やかな
教育を行うための30人
学級の実現が不可欠です。
学校現場では、未だ収束の見通しがたたない
新型コロナウイルス感染症への対応や貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、
子どもたちのゆたかな学びを実現するための
教材研究や
授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。 一方、厳しい
財政状況の中、大分県においては、
独自財源による
小学校1・2年生、
中学校1年生の30人以下
学級の
定数措置が行われていますが、本来は国の責任で行われるべきものです。
義務教育は自治体間・地域間によって格差が生じることのないよう、
国段階での
国庫負担に裏付けされた
定数改善計画の策定と財源の保障が必要です。 全国どこに住んでいても、
子どもたちのゆたかな学びを保障するための
条件整備は不可欠です。 よって、国会及び政府におかれては、
地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に
教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 記。 1、
教育環境改善のために、計画的な
教職員定数改善を推進すること。とりわけ、
中学校・
高等学校での35人
学級を早急に実施すること。 2、
教育の
機会均等と水準の
維持向上をはかるため、
義務教育費国庫負担制度の
負担割合を2分の1に復元すること。 3、さらなる少
人数学級を推進するとともに、
複式学級を解消すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出いたします。
令和4年6月24日。 大分県
杵築市議会。 各
関係機関殿。
○
議長(
藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
議員提出議案第2号は、
会議規則第38条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第2号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
議案の
質疑に入ります。
議員提出議案第2号に対する御
質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
質疑なしと認めます。これにて
質疑を終結いたします。 これより
討論に入ります。
議案に対する御
意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君) 御
意見もないようでありますので、これにて
討論を終結いたします。 これより採決いたします。
議員提出議案第2号は
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第2号は
原案のとおり可決されました。 次に、
議員提出議案第3号国民の祝日「海の日」の7月20日への固定化を求める
意見書を議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
提出者、渡辺雄爾
議員。(14番 渡辺雄爾君登壇)
◎14番(渡辺雄爾君) 国民の祝日「海の日」の7月20日への固定化を求める
意見書。 上記の
議案を別紙のとおり
地方自治法第112条及び
杵築市議会会議規則第14条の規定により提出します。
令和4年6月24日。
提出者、
杵築市議会議員渡辺雄爾。
賛同者、同
小春稔、同
二宮健太郎、同
堀典義、同田原祐二、同坂本哲知。 国民の祝日「海の日」の7月20日への固定化を求める
意見書。 国民の祝日「海の日」は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨として平成7年に制定され、平成8年7月20日から施行されているが、平成15年以降いわゆるハッピーマンデー化により7月の第3月曜日となっている。 わが国と海との歴史的、文化的および経済・社会的な関わりならびに海の日制定の歴史的経緯等を踏まえ、国民が海の大切さを理解し、その恩恵に感謝し、海の安全および環境保全について思いを馳せる機会とするためにも、「海の日」を当初の7月20日に固定することを要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和4年6月24日。 大分県
杵築市議会。 各
関係機関殿。
○
議長(
藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
議員提出議案第3号は、
会議規則第38条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第3号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
議案の
質疑に入ります。
議員提出議案第3号に対する御
質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
質疑なしと認めます。これにて
質疑を終結いたします。 これより
討論に入ります。
議案に対する御
意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
意見もないようでありますので、これにて
討論を終結いたします。 これより採決いたします。
議員提出議案第3号は
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第3号は
原案のとおり可決されました。────────────
△
追加日程第2閉会中各
委員会の
継続審査について ────────────
○
議長(
藤本治郎君)
追加日程第2、閉会中各
委員会の
継続審査についてを議題といたします。 議会運営
委員会、議会活性化特別
委員会及び行革・市有財産利活用推進特別
委員会並びに危機管理等特別
委員会の
継続審査について、それぞれの
委員長から、
会議規則第111条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおりで申出がございました。 お諮りいたします。各
委員長の申出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査とすることに御
異議ございませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
藤本治郎君)
異議なしと認めます。よって、各
委員長から申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決しました。────────────
○
議長(
藤本治郎君) 以上をもちまして今期
定例会に付議された議事を全て終了いたしました。 これにて、
令和4年第2回
定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。────────────午前10時42分閉会──────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和4年6月24日 議 長 藤 本 治 郎 署名
議員 小 野 義 美 署名
議員 加 来 喬 署名
議員 渡 辺 雄 爾...